WinAutomationではじめるRPA入門(1)〜 概要編
このシリーズでは、RPAソフトウェアの使い方を概説します。選定したソフトウェアは、Free Trial版(30日間)を提供しているWinAutomationです。WinAutomationでは、無料のVideo tutorialsを提供していますが、音声が英語のため日本人の入門としては少し壁があります。
そこで、一日か二日くらいで大まかな使い方を身に付けることができるように記事をまとめてみようと思います。
何らかのプログラミング言語を多少やったことがあるという読者を想定しています。そうでない読者の方でも一通り完了できるレベルではありますが、繰り返し制御、条件分岐、変数、型、エラー処理、などには困難を感じると思います。
Contents
今回の内容
- WinAutomationとは?
では早速、WinAutomationとは何かの概要を説明します。
WinAutomationとは?
WinAutomationは、Softomotive社が提供しているRPAソフトウェアです。今回は、このWinAutomationを用いてロボットの設定を体験します。
RPA構築プロセスと購入ライセンス
初期評価を行い、部分的な自動化から試験導入を行います。試験導入後は、段階的に自動化範囲を拡げ運用フェーズへ移行していきます。
初期評価段階では、WinAutomationのFree Trial版で十分です。30日間のトライアルとなっております。
実際の業務でパイロット導入するときには、有償ライセンス(Basic Edition/Professional Edition/Professional Plus Edition)が必要になります。
全社展開となると、WinAutomationのソフトウェアは大規模化に不向きです。WinAutomationはデスクトップ端末にインストールして、ユーザーが日々行う簡単な業務を自動化させることを想定しています。
Free Trial版
このRPA入門ブログでは、読者のみなさまはFree Trial版をご使用ください。
WinAutomationのFree Trial版はこちらからダウンロードできます。
次回より、実際にWinAutomationを利用して自動化を設定していきます。
復習
WinAutomationとは何か自分の言葉で説明してみてください。
では、また次回。
次回は、WinAutomationの使い方を説明いたします。
- 新規プロジェクトの作成
- ロボットからのメッセージダイアログの表示(こんにちは、世界)
- アクション、プロパティの概念
- 変数の簡単な使用方法