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Robotic Crowdではじめる。RPA入門(2)〜 使い方編 株価情報をとってみる

更新日: by Masanobu SATOMI (Internship)

今回はRobotic Crowdの基本的な使い方について説明したいと思います。

より詳しい使い方については、 Robotic Crowd Help Center の使い方ガイドを合わせてご確認頂ければ幸いです。使い方ガイドは随時更新し、新しい使い方を載せております。

この記事ではRobotic Crowdでどんなことが出来るかをイメージしやすいように 「Webから株価情報を取得し、表のデータをCSVファイルに保存する」 というワークを行います。

また、このワークをイメージしやすいようにYoutube上で動画を公開しております。

「株価情報をとってみる」説明動画

今回の内容

  • 前準備
  • 各種機能説明
  • ワークフローの作り方
  • まとめ 

では、早速Robotic Crowdの説明に移りたいと思います。

前準備

Robotic Crowdは、Webページ上でアクションする時に、「CSS Selector」というものを頻繁に用います。CSS Selectorとは平易な表現を使うと、「ボタンや表などがWeb画面のどの位置にあるか」を示すものです。このCSS Selectorの情報を取得するオススメの方法が、Google Chromeの拡張機能「Copy CSS Selector」を使う方法です。以下にCopy CSS Selectorのインストールページに繋がるURlを乗せるので、ご参照ください。

Copy CSS Selector

Copy CSS Selectorをインストールすると、ブラウザの右上に木のマークが追加さレます。

CSS Selector

Copy CSS Selectorを使うときは、Selector情報が欲しい場所にマウスのポインタを合わせて、右クリックします。右クリックすると、「印刷」の下に「Copy CSS Selector」があるので、「Copy CSS Selector」をクリックします。これでCSS Selectorの情報がとれたので、コピー&ペーストでCSS Selectorが使えるようになリます。

CSS Selector2

各種機能説明

ログイン

Robotic Crowdを使うには、まずログインする必要があります。ログインには、アカウント発行時に登録したメールアドレスとパスワードを入力してください。

ログイン画面

  • 画面説明

ログインすると、以下のような画面が現れます。この画面でプロジェクトが管理できます。今回は新たにプロジェクトを作成してみます。

プロジェクト一覧

プロジェクトを作成出来たら、ワークフローを作成します。プロジェクトは大きな括りとして用いるものであり、ワークフロー単位でロボットを動かします。例えば、Aシステムを自動化するものをAプロジェクトで管理し、Aシステムの中の「〇〇をするワークフロー」「××をするワークフロー」というようにワークフローを作成します。

ワークフロー一覧

ワークフローが作成出来たら、「設定」を押します。

ワークフロー設定

ワークフローの作り方

今回は「株価情報を取得し、表のデータをCSVファイルに保存する」というタスクを行うので、まずはGoogleで検索をかけてみましょう。Googleで検索をかけるために、「ブラウザを開く」アクションを用います。URLはGoogleの検索ページから取得してください。

ブラウザを開く

次に、Googleの検索欄に「株価 推移」と文字入力をします。「文字入力」アクションをドラッグ&ドロップしてください。通常、アクションをドロップすると、自動で1つ前のアクションに繋がってくれますが、1つ前のアクションではないアクションと繋げたい場合などは、手動でどのアクションに繋げるかを設定する必要があります。その場合は、「ブラウザ(Browser)」と書かれている欄の横にある「 ≡ 」をクリックしてください。

文字入力

「 ≡ 」をクリックすると、2つマークが表示されるので右側のマークをクリックしてください。右側のマークは「以前のアクションのアウトプットを再利用する」という意味のものです。

アクションの結合

「以前のアクションのアウトプットを再利用する」マークをクリックすると、前のアクションのアウトプットをクリックできるようになります。繋げたいアクションのアウトプットをクリックしてください。

アクションの結合

これで、Google検索のブラウザに「文字入力」アクションを繋げることができました。では、検索したい文字列に「株価 推移」を入力してください。

検索文字を入力

検索する文字が入力できたら、CSS Selectorを入力します。CSS SelectorはGoogle検索のブラウザからとってきます。今回は検索文字の入力欄のSelectorが必要なので、入力欄で右クリックしてSelectorをコピーします。

CSS Selectorをとる

Robotic Crowdのタブに戻ってきて、CSS Selectrをコピー&ペーストしてください。

CSSのペースト

文字入力まで完了しました。ここからは主に2つの方法で検索ができます。1つは検索ボタンをクリックする方法です。もう1つはEnterキーを押して検索をかける方法です。Googleの場合、文字入力をすると候補一覧が表示されて検索ボタンが隠れてしまい、そのままでは押すことができません。なので、今回は2つ目の方法で検索をかけたいと思います。

Enterキーを押して検索をかける場合は、「キーを叩く」アクションを使います。Selectorは入力欄と同じものをペーストしてください。

キーを叩く

Enterキーを押して検索をかけると、以下のようなページが表示されるはずです。今回は、Yahoo!ファイナンスの日経平均株価を見たいので、「日経平均株価【998407】:国内指数 - Yahoo!ファイナンス」を右クリックして、先ほど同様にSelectorを取得してください。

セレクタをとる2

Webページ上でクリックを行う場合は、「クリック」アクションを用います。「クリック」アクションをドロップできたら、先ほど取得したCSS Selectorを入力してください。

クリック

Yahoo!ファイナンスのページに飛ぶと、少し下にスクロールした位置に、以下のような表示があります。今回は1日ごとの始値と終値の表が欲しいので、「時系列」と書かれたリンクを右クリックしてCSS Selectorを取得してください。CSS Selectorが取得できたら、上記のクリックと同じようにアクションを作成してみてください。

クリック

「時系列」のリンクをクリックすると、以下のような表が表示されます。この表の数値を一度に取得して、CSVファイルを作成したいと思います。

株価の表

表の値をとりたい場合は、欲しい数値を全て選択します。欲しい数値が全選択されていることを確認したら、全選択した数値の上にマウスのカーソルを合わせて、右クリックでCSS Selectorを取得してください。

株価の表

表のCSS Selectorがとれたら、「テーブルデータを取得」アクションをワークフローにドロップしてください。「テーブルデータを取得」アクションを使うことで、テーブル(表)の数値を二次元配列としてとってくることができます。CSSセレクタの欄には先ほど取得したCSS Selectorをペーストしてください。

株価の表

これで表の数値を二次元配列として取得できました。しかし、この状態ではデータがただの二次元配列の状態です。このままではExcelやNumbersで扱える表にはなっていません。そこで、この二次元配列を表として扱うために、「CSVを作成」アクションを使います。ファイル名はわかりやすいように「株価の推移」としておきます。書き込む二次元配列には「テーブルデータを取得」アクションのアウトプットを入れてください。

株価の表

表をCSV形式にすることが出来ました。CSVファイルを作成できたら、ストレージにファイルを保存しましょう。「ストレージプロバイダ(provider)」の初期値は「local」になっています。localにしておくと、Robotic Crowd内に存在するローカルストレージに保存されます。もし自分のパソコン上やクラウドストレージに保存したい場合は、Robotic Crowdにコネクトする必要があります。ひとまず今回はlocalに保存します。

株価の表

お疲れ様でした!!これで全てのアクションを結合し、ワークフローを完成させることができました。ワークフローを完成させたら、画面右下にある「実行」ボタンを押してください。ワークフローをセーブし、実行することができます。

実行

「実行」ボタンを押すと、右上に「Successfully Saved!(正常にセーブされた)」という通知が出ます。画面の真ん中には実行確認のポップアップが出るので、実行するを押してください。ワークフローが実行されます。

実行

少し待つと、以下のような実行画面が表示されます。ワークフローが正常に実行されるはずです。

実行

ワークフローの実行が終了したら、左側の「ストレージ」をクリックしてください。「株価の推移.csv」というファイルが存在すれば、このワークは成功です!

実行

CSVファイルの中身を確認してみましょう。綺麗に表のデータがセルに入っています。

実行

まとめ

このワークフローをイメージしやすいようにYoutube上で動画を公開しております。ブログの説明だけではわかりにく点などございましたら、ぜひご覧いただければと思います。

「株価情報をとってみる」説明動画

いかがでしたでしょうか?RPAはこのように、”あるWebページにあるデータをとってきてファイルに保存する”という作業や、”システム間でデータの受け渡しをする”という、人手で行うには面倒な作業をロボットにしてもらうことができます。

ご興味を持たれましたら、ぜひRobotic Crowdのベーター版をお試しください。トライアルは無料で行なっているので、お気軽にお問い合わせください。お問い合わせフォームは以下にリンクがございます。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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